「いい場所みつかったよなあ」
「ホント。ここなら思いっきりできるよね」
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私が見ているとも知らず、彼らは開放感にあふれていた。
サークルの部室よりも、建物の物陰よりも、この部屋ははるかにリスクが低い。
二人は安心しきっていた。
そして、何より高揚しきっていた。
気配で感づかれるかもと心配していたのは、杞憂だったようだ。
この様子では、自分たち以外のことはまるで目に入っていないだろう。
だからこそ、私も安心して覗けるというものだ。
心が高鳴った。
つくづく自分の心が不思議だった。
今から目にしようとしているのは、自分の彼女が白昼堂々と寝取られる現場なのだ。
マトモな人間なら、怒り狂って飛び出してもおかしくない状況なのだ。
そして、実際に私も、寝取られたこと自体はもちろん、彼女たちの開き直った奔放さへのくやしさはずっと感じ続けていたはずだ。
いくら彼女への熱が冷めているとはいえ、怒りはそう簡単に消えるものではない。
それなのに。
いざその現場を目前にして、私の中にあったのは、純粋にこれから展開されるであろう光景への期待だけだった。
二人がどんな痴態を見せてくれるのだろうか。
どんな醜態をさらしてくれるのだろうか。
ああ、認めざるを得ない。
きっかけはどうであれ、これが私の中にあった欲望なんだ。
はっきりと自覚したのはこの時だった。
二人は思った以上に情熱的だった。
「あんっ」
声が響いたかと思うと、力強く男は彼女を引き寄せ、唇を重ねた。
背にまわした腕に力が入っているのが、覗いている私にもわかった。
彼女のブラウスに、みるみる皺が寄っていく。
「も、もうっ…せっかちなんだから…」
「悪い、たまんなくなっちゃってさ」
「そんなに焦らなくたって…いくらでもさせてあげるのに」
そう言いながら、彼女がボタンを外していく。
男の息遣いが再び荒くなった。
ブラウスからピンク色のブラが覗いたとき、男は再び彼女を抱き寄せた。
「あん、も、もう焦らないでって言ってるじゃない…」
「だ、だってさ、たまらないんだよ…」
「もうっ…カチカチじゃない…」
「そりゃあな」
「ん…いいよ。このまま来て」
彼女は、チェック柄のミニスカートを持ち上げた。
ブラとおそろいのピンク色の、派手にレースが施されたパンティが露わになる。
その格好を見ながら、私はふと、彼女の格好がまるで女子校生みたいだな、と思った。
改めてみると、白いブラウスにチェック柄のミニスカは、よくある女子校生の制服そのものだった。
もちろん、かかっているお金は比べ物にならない額だろうが。
清潔感のある服装と、それに真っ向から反するいやらしい姿に、頭がくらくらした。
「お、おうっ…いくぞ」
「ふふっ…どうぞ」
妖艶な微笑みも、女子校生のそれではなかった。
下着をずり下げ、白い尻がむき出しになる。
私が何度も、ベッドの中で愛撫した尻。
やわらかそうな肉が、もう自分だけのものではありえないなだらかな起伏が、私の目をくぎ付けにした。
U子が壁に手を突き、男に向かって尻を突き出す。
二本の細い足の間、中心部に、陰毛に覆われた赤い割れ目。
そこに男がのしかかった。
「はああんんっ!い、いきなりっ!?」
「はあっ、はあっ!」
「ちょ、ちょっと、今日すごすぎないっ!?あんっ!」
「溜まってたんだよ、今日っ」
「そ、そんなこと言って、夕べしたばっかじゃないっ…あはあんっ!」
「半日たてば十分だろっ!」
「は、あああんっ…す、すごすぎいぃっ…」
「でも、嫌いじゃないだろっ?」
「うん、ステキっ…大好き、ナカでこんなに硬くなってるぅっ」
目を覆わんばかりの光景にも拘わらず、私は目をもうそらすことが出来なくなっていた。
自分とは何もかもちがう、荒々しいSEX。
腰の振り方もあまりにも遠慮がない。
あまりに激し過ぎて、接合部から洩れる液体の音が尋常じゃない。
私も、一度くらいはそんな風に彼女を犯してみたかった。
けれど、遠慮してできなかった。
それを、今この男は、まったく無遠慮にやってのけ、彼女はそれを喜々として受け入れているのだ。
淫乱。
それ以外の言葉は思いつかなかった。
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じゅぶり、じゅぶり、じゅぶり。
淫靡な音が断続的に響き続ける。
「そんな、そんなのすごいすごい、ちん●んすごすぎるうっ」
「反応いいじゃん…お前もたまってたんじゃないの?」
「うん、したくて仕方なかった…挿れてほしかったのおっ、ああんんっ!」
「授業中とかうずうずしてなかったかぁ?」
「い、いじわるぅ…だって、だって、濡れちゃうんだもんっ、んんっ!」
「そんなに俺のちん●ん好きかよ、っ!」
「ひいぃっ、つ、強いよお…好きぃ、あなたのちん●ん好きいぃ」
「具体的にはっ?」
「硬いの、何度でもしてくれるちん●ん好きィ!」
はしたない言葉が、マシンガンのように滑らかに、彼女の口から流れ出る。
自分の知らない女を見ているようだった。
自分の股間に、ものすごい圧力を感じた。
限界までペニスが膨れ上がっている。
それはわかっていたが、私は必死に我慢して、視界に神経を集中し続けた。
「そっ…これからどうしてほしいの?」
「…ナカでイってほしい…」
「もっと細かく」
「ゆ、言わなきゃダメ?」
「言わなきゃやめちゃうよ?」
「だ、ダメえ!もっとちん●ん突っ込んでよおっ」
「じゃ、言って。U子の口から、詳しく聞きたいなあ」
「…ナカで射精してえ…あたしの中に、一番奥に、一杯ナマ精子、流し込んでくださいっ…」
「了解っ」
腰がひと際激しく動き始めた。
「あ、あ、ああっ…し、しびれるうっ!ナカ、しびれちゃうぅっ」
「イけそうっ…?」
「う、うん…あん、あっ…き、きたっ…い、イくうっ!もう、あたしイっちゃううぅっ」
「イっちゃえよっ…出すぞ」
「き、きてえっ…!出してえっ…はっ…あ…あ…んはああああああああっ…!」
腰の動きが急に止まった。
男が何度か腰を振る。
精液の最後のひとしずくまで、彼女の要望通り胎内に流し込んでいるのだろうか。
落ち着いたのか、U子が口を開く。
「はあ、はあっ…ね、ねえ?」
「なんだよ」
「早いのだけは治んないよね」
「いいじゃんか、てか、イっただろ、十分」
「うん…」
「ならいいじゃん」
「だからぁ…その分、もう一回しようよ…」
「…お前も大概だよな」
「もう駄目?」
「いや…まだいくらでもいけるけどな」
「ふふ…だから、あなたのちん●ん、好き…」
結局その後、彼らは延々と、数時間にわたって汁の音を部屋中に響かせた。
U子のブラウスが汗でびっしょりと濡れ、皺が手の施しようのないくらいになり。
そして、放たれた精液が膣に収まり切れず、彼女の脚を伝って、ソックスにも靴にもベットリとその痕跡を残しながら、冷たい床にしたたり落ちていく様子まで。
そのすべてを、私は見届け、自分の目に焼き付けた。
「あーっ、靴に精子、ついちゃってるぅ…」
「まあ、あれだけ出せばなあ」
「わかってるなら言ってよ、これ高かったんだから…」
「洗えばいいだろ…出せっていったの、お前じゃん」
「そうだけどさ…」
事が終わって彼らがブツブツ言いながら去り、私がようやく息をつけた時には、もうどっぷりと陽が暮れていた。
あの靴は、たしか半年くらい前にプレゼントしたんだっけなあ、とぼんやり思った。
こっそりと倉庫を出たあと、私はトイレに寄った。
あまりに二人のまぐわいが凄すぎて、家まで我慢できなかったのだ。
この時には、多分もう私は取りつかれていたのかもしれない。
以来、私は二人の情事をあの倉庫で凝視し続けている。
最近はもはや日課だ。
結局、U子には何も言わないままだ。
U子がどういうつもりなのかはわからない。
それはそれで都合がいいのか、彼女も何も言ってこないからだ。
だから、対外的には、まだ付き合っていることになっている。
だが、どう考えても、彼女との関係は終わっている。
その代わりに、今の私の奇妙な、そして充実した生活があるのだ。
就職シーズンは間近に迫っている。
けれど、面接があろうが筆記があろうが、私はその隙間を縫うようにこの倉庫に通い続けるだろう。
多分この学校を出るその時まで。
彼らが別れない限りは。
今の私には、それが唯一の日々の喜びであり、快楽なのだから。
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カテゴリ:知人のエロ話総合(覗き・伝聞)