半年後の退職が決まったことのメリットは、考えていた以上に大きなものでした。
もともと好きだった仕事ですから、別にみるのも嫌な職場というわけでもありません。
それに、あたらしく入ってきた新人さんたちも、気持ちのいい人ばかりでした。
スポンサードリンク
そんな職場でゴールが見えたわけですから、あとは走ればいいだけ。
そう考えると、すーっと気が楽になったんです。
あと半年、しっかり勤め上げて、後輩のみんなにバトンタッチしよう。
気持ちを入れ替えたわたしは、打って変わって前向きな気持ちになったんです。
わたしの変化は、外見的にも明らかだったようで、彼も喜んでくれました。
「前より全然明るくなったね」
彼はたびたび、そういってくれました。
直前までがひどすぎただけだと思うんですが、確かに気分はこれまでにないくらい良くて、決心しただけの甲斐はあったと思いました。
ただ、一方でいいことばかりではありませんでした。
ゴールが決まっているということは、逆に言えば、決まった期間が終わるまでに引継ぎまでぜんぶ済ませないといけないということを意味していました。
そして、わたしは園の中でもかなり色んなところに首を突っ込んでいたので、その量は決して少なくなかったんです。
だから、退職を伝えてからは、わたしの生活はますますハードなものになりました。
もう、デートなんて考えるだけ無駄というようなスケジュールです。
それでも半年だけだからと思えば、解放感はありました。
少し前までとは打って変わって、毎日が過ぎ去るのはとてもはやかったです。
ただ、わたしはよかったのですが、一方で彼の方は、顔には出さないものの欲求不満がたまっていたみたいでした。
最初のH以来、彼はすっかりわたしとするのが好きになったみたいで、デートの時もかなり貪欲に求めてくるようになっていました。
それがなくなったんですから、どうしたってそうなるでしょう。
もちろんわたしだって彼としたい気持ちはありましたが、彼の方はわたしの想像以上に性欲を募らせていたんです。
だから、あの夜彼が園内でいきなり求めてきたのも、非常識ということはともかく、自然な成り行きではあったんです。
その日もわたしは余裕はまったくありませんでしたが、それでも彼が設備の調整に来ているというのはわかっていました。
だから、仕事が一段落したところで、彼が作業をしている部屋に向かったんです。
もう、陽は完全に暮れていましたし、その日は大多数の子供はもうお迎えがきた後でしたから、園内は静かなものでした。
園長もその日はいませんでしたから、どこかガランとした雰囲気さえ感じたくらいです。
部屋に入ると、ちょうど彼の作業が終わるところでした。
「あ、ごくろうさま」
「悠美もお疲れ。わざわざ見に来てくれたの?」
「うん。どうかな、調子は」
「ああ、全然問題ない。メンテの必要ないくらいだな」
彼はメンテナンス用の道具をケースにしまいながら、ニコリと笑いました。
一日働いて疲れた顔でしたが、それを見ただけで、わたしは幸せな気持ちになれました。
もう少し話したかったですが、今日はもうこれで十分。
その日中にというわけではないものの、やるべき仕事はまだありあまっていました。
「ごめんなさい。じゃあ、わたし戻るね。お疲れさま」
そう言いながら、踵を返そうとしたときです。
いきなり、後ろから抱きしめられました。
メンテナンスの道具箱を床に放置したまま、彼は腕に力を入れました。
密着感も、身体の熱さも、彼のにおいも…何もかもが気持ちよくて、わたしは一瞬気が遠くなりかけたくらいです。
でも、ここは…部屋が部屋なのであまりそういう感じがしませんが、れっきとした、保育園の敷地内なんです。
スポンサードリンク
「ちょっと!…場所考えてよ…」
「無理、我慢できない…」
拒否しようと思えばできました。
彼の性格から言って、はっきり断っていればすんなり引き下がってくれたと思います。
でも、わたしはそれをしなかったんです。
仕方がないとはいえ、最後にしてからかなり間があいていましたから彼に悪いなあとは思っていました。
それに、わたし自身、したくないかというと全然そうじゃなかったですし。
だから、抱き着いてきた彼の、硬くなったおち●ちんの感触を感じたら、もういいかと思っちゃったんです。
もっとも、そう思えたのは、もうやめることを決めていたからだと思いますけど。
そうじゃなかったら、いくらなんでも怖くてできなかったと思います。
「わかったよ…でも、する以上は、ナマね」
「ああ、子づくりね。わかってる」
妊娠を夢想するくらいでしたから、わたしたちにとってはそれが普通でした。
それに、彼も気持ちよさそうでしたし、わたしもお互いの体液がまじりあう感覚自体、好きでした。
だから、ナマでするのはいいことずくめだったんです。
残念ながら、この時はまだ妊娠できてはいなかったんですけど。
ちょっと下品かなとは思いましたが、わたしは自分を盛り上げる意味も込めて、誘いの言葉を彼に投げかけました。
「元気な精子、いーっぱい出してよ?」
Hするなら、場所の候補は多分この部屋くらいでしょう。
園児はまだ何人かは残っているはずですから、教室や、それに近い場所でするのは危険すぎました。
その点、この部屋は、教室からも、職員の控室からもかなり離れています。
安全という意味では、ここ以上の場所はその時は思いつきませんでした。
この部屋は彼の扱う機材があるのはもちろんですが、スペースが広いこともあってちょっとした倉庫も兼ねています。
だから、使われなくなった長椅子なんかも放置されていました。
表面がもうところどころ破れて中のスポンジが飛び出していましたが、Hするだけなら関係ありません。
壊れたりしないかなとも思ったんですが、作り自体はしっかりしていて、身体を動かした程度ではびくともしなそうです。
「…ちょっと待ってね…脱ぐから」
わたしは、履いていたジーンズとショーツを脱ぎ、埃のつかなそうな所を選んで畳みました。
エプロンは敢えて外しませんでした。彼がエプロン好きというのは前に聞いて知っていましたから、ちょうどいい機会です。
彼も、下半身の作業服を脱ぎ捨てていました。
「無理言ってごめんな…」
「いいよ…ひさしぶりだもん」
そう言っている最中にも、彼の目はわたしの姿を凝視しています。
どんなに興奮しているかが、まざまざと伝わってきました。
「…でもいいの?仕事の後だし、汗くさいかもよ」
「関係ないよ。むしろ…」
長椅子の上に下半身裸で横たわったわたしに、彼は貪りついてきました。
脚を押し広げるなり、ヒラヒラしているエプロンの下に、頭から突っ込みます。
ざらっとした舌が、膣の割れ目の粘膜に触れるのがわかりました。
「そんなに焦らなくてもいいのに…っ!」
「…」
返事はかえってきません。
ただ、ごそごそと頭が動く音と唾液のぴちゃぴちゃいう音だけが、エプロンの布地の下からかすかに聞こえてきます。
「ん…あんっ!?は、激し…」
お預けが長すぎたんでしょう。彼の舐め方は猛烈としか言いようのないものでした。
わたしのお汁を全部舐めとるつもりかと思うほどに、粘膜に吸い付いてきます。
じゅるっ、じゅるるっ!
啜りあげるような音が、溜まり溜まった彼の性欲の大きさを物語っているようでした。
「あっ…!ああんっ…!」
熱烈な舌の動きに、自然にわたしも声を上げ始めていました。
なんだかんだでわたしもご無沙汰でしたから、敏感にはなっていたんです。
気持ちよくてたまりません。
彼の舌がクリトリスを舐め、割れ目に侵入してくるころには、わたしは少し腰が震え始めていました。
スポンサードリンク
PR
カテゴリ:エロ体験談その他(女性視点)