「…なんでこんなことに気が付かなかったんだろう…そりゃできないよね。エロ女に教師なんて、最悪の取り合わせだもの…」
「…」
何か言おうと思うのだけれど、打ちひしがれたS藤先生の様子に、続けるべき言葉が浮かんでこなかった。
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「生徒のことも考えずに、大喜びでHな話振っちゃって…バカみたい…」
「…」
「…やめようかな…」
「…え?」
「わたしみたいなの…やっぱり無理だよ、先生するの…」
「あの、それ、俺が困るんですけど」
「え?」
なんとか止めなければと思った。
これでやめられたら、寝覚めが悪いではすまない。それに、本音として彼女に諦めて欲しくはなかった。
「先生、自分で言ってたじゃないですか。好きこそもののなんとやらだって。実際、うまいし。だから俺も、もう少し教えて欲しいんです」
「で、でも…」
「第一、先生のミスだとしても、それってエロ話を振ったことだけじゃないですか。そんなら、これから振らなきゃいいだけの話でしょ」
「そ、そうだけど、資質的に…」
ここまできて、俺は彼女の語り口に違和感を感じた。
いくらなんでも、拡大解釈しすぎだ。
「先生、そりゃ言い過ぎでしょう…資質も何も、エロさなんて自分からバラさない限りはわかんないことじゃないですか。現に俺、ついこの間まで気づいてなかったんだし」
「…」
「あと、少なくとも他の先生よりはよっぽど親切ですよ。たかだか俺ひとりの勉強にここまで付き合ってくれるくらいには」
S藤先生は、しばらくうつむいて黙っていた。
俺はダメ押しのつもりでもう一度言った。
「少なくとも、俺はもう少し、先生に教わりたいんですよ。それくらいの…」
「…バカみたい」
「え?」
「生徒にそんなこと言われるなんて…本当に、わたし、バカみたいね…」
「…」
「ホントはね。前からずっと自信なかったんだ。こんなわたしが、先生なんてできるのかなって。だからこういうことになって、ああやっぱりダメだって思っちゃったんだけど…」
その顔は少しだけだけれど、明るくなっていた。
「…でもそうね。あなたにはちゃんと教えきらないと」
「あ、あの…」
「心配しないで。ここまで言われてやめたら、あなたが気を使ってくれたのまで無駄になっちゃうし。それはダメでしょ」
ホッとした。
なんとか気は取り直してくれたようだ。
ただ、先生は続けていった。
「さて、と…そうなると、まずはあなたを何とかしないといけないんだけど…」
「そうですね…」
そう、こんな話になった元の原因は解決していないのだ。
俺が何とか元のペースに戻らないことには、彼女の指導は失敗に終わってしまう。
その時、彼女がふと、何かを思いついたように顔を上げた。
「…。ね、ねえ。もしその気があったらなんだけど」
「?」
何かを心に決めたような顔だった。
「…あの、…あのね…?」
「なんですか?」
いつになく、S藤先生は言いよどんだ。
何を言おうとしているんだろう、そう思ったとき、彼女の口からその続きが飛び出してきた。
「あなた、わたしとしたい?」
素で聞き間違えたのかとさえ思った。
絶句する俺。
だけど、一旦話し始めた彼女の口調は、冷静なものだった。
「したいんだったら、させてあげるわよ。それで集中できるなら」
「…どういうことですか?」
「うん…一旦そこまでHな気分になっちゃった以上、それを振り払うのは難しいかなって思って。だとしたら、それを糧にしてもらうしかないかなって」
「…はあ…」
呆けた返事を繰り返す俺に、彼女は続けた。
「次の期末であなたの成績がぐんって伸びたら、Hさせてあげる。それなら、集中できるかな?」
「いや、そりゃ…集中できるかはともかく、やる気が無茶苦茶出るのは確かだと思いますけど…本気ですか?」
どう考えたって、ありえない。
「…本気だよ。もちろん思いつきだけど、ちょうど今彼氏いないし」
「…」
ものすごいセリフだった。
彼氏がいなければいいとか、そういう問題じゃないだろう。
俺はそう思ったのだけれど、彼女にとってはそれほど抵抗のないことのようだった。
「言ったでしょ。わたし、H好きなの。それに、あなたなら相手としても問題ないから」
「…そういってもらえるのはいいんですけど…あの、それこそ教師としてどうかと…エロ話ふるどころの問題じゃないですよ」
「もちろんわかってる。でも、他にやり方思いつかないの。だから、あなただけにするつもり」
「…」
「やっぱりあきれてるよね。でも、わたしが今できるのってそれくらいだし。わたしにとっては、Hするのってそれほど特別なことじゃないから、そこは気をつかわなくていいわよ」
そういうものなのか。
普通、女性って、もうちょっと、こう、何というか…
「そう言いますけど、気にはなりますよ…特別なことじゃないって、無理してませんか?」
「残念だけど、本当にこれが自然体なのよ。わたしの場合は」
「そ、そうなんですか…」
「だから本当に気にしないで。それに、あれだけ励ましてくれたんだし」
「いや、それは俺が血迷ったせいで…」
「わたしのせいよ。初歩も初歩の判断ミス。それなのに、あなたは励ましてくれた。それはすごく嬉しかったし」
「…」
「それにね。教えた生徒がわたしのせいで失敗しちゃうってのは、何よりも耐えられないの。想像しただけで泣きたくなる」
「…」
「わたしに配慮が無さすぎたのは事実だもの。だから、あなたがそうなっちゃっただけの責任はとる。そうしないと、気が済まない」
少し議論はあったものの、話はまとまった。
次のテストで、全科目80点を超える。
その時の俺にしては相当高い目標だったけれど、なにせご褒美はS藤先生の身体なのだ。
それくらいの目標にしないと、失礼というものだろう。
いざ勉強を始めてみると、ご褒美の効果は凄まじいものだった。
馬の目先のニンジン、とよく言うが、まさにその通りだった。
S藤先生にはああ言ったものの、俺だってやれるものならやりたいことは間違いないのだ。
頭に先生の裸体が浮かぶことはこれまでと同様たびたびあったが、今度は現実味が違った。
成功すれば、それが妄想ではなく、実際に手の届くものになるのだ。
逆に言えば、もし空想にかまけて失敗したら、その現実はするっと逃げて行ってしまう。
そう思うと、時間の無駄遣いをしている場合ではなかった。
それこそ何もかもかなぐり捨てて、俺は勉強を続けた。
そして、とうとう俺は本当にその目標をクリアしてしまったのだ。
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「せっかくだからホテル行こうよ。そうね、山のところにある所なんてどうかな」
「ほ、ホテルですか…」
「そう。それに、あそこならここみたいによごれないでしょ?」
そうS藤先生に言われて、俺たちはホテルに向かった。
試験の3日後のことだ。
準備室は、勉強程度ならともかく、SEXするにはホコリっぽすぎたのだ。
「でも、本当にすごいね…まさかここまでいくとは思わなかった」
「先生に教えてもらったおかげですよ」
「ううん、あなたの努力だよ」
S藤先生は上機嫌だった。いつもにもましてニコニコと笑っているし、口元も緩んでいる。
「…なんか、S藤先生…」
「何?」
「すごく楽しそうですね…」
「それはそうでしょ。自分が教えた生徒が伸びるのって、気分いいものよ」
「…あ、いえ、そういう事じゃなくて…」
「ああ、生徒とHする前なのにってこと?」
「は、はい…」
「自分でもどうかとは思ってる。でもね、立場を抜きにしたら、好感を持ってる人とHする前ってこういうものよ」
「そうなんですか…すいません、こういう経験ないんで…」
「ふふ。かわいい。…でも、本当に、こんなことは今回で最後にするから。だから、思いっきり楽しんで?」
「…はい」
それ以上、俺は突っ込むことをしなかった。
だいたい、彼女にのこのこついて来ている時点で、説得力もなかったし。
ホテルのカウンターを抜けたあたりから、S藤先生は思い切り大胆になった。
エレベーターの中でも、いきなり身体を密着させてくる。
彼女の柔らかい身体とほのかな香水の匂いに、俺はくらくらした。
だから、部屋に入ったとき、ついそのまま押し倒してしまったのは仕方がないことだと思う。
彼女にえらそうなことを口走ってきたけれど、俺だって内心では我慢していたのだ。
限界だった。
「いきなり大胆ね…」
「だ、だってあんなことされたら…」
「ふふ。わかってるわよ。したいようにして。…もう濡れてるし」
「い、いいんですか」
「あなたが無茶しないのは、なんとなくわかるから。大丈夫だよ」
彼女の言葉に甘え、俺は彼女のスカートに頭から突っ込んだ。
目の前に、ストッキングと下着に包まれた股間。
甘い香りが、一気に俺の鼻に流れ込んできた。
薄い色のストッキング越しに、すこし股間の真ん中の…あの部分が、はっきりと湿っているのがわかった。
ものすごい濡れ方だった。
先生はHが好きと言っていたが、それが実感として理解できた。
俺はストッキングを脱がすことさえ忘れ、その湿った部分に貪りついていった。
「あっ…」
スカートの布地の向こうで、先生の甘い声が響いた。
「せ、先生…ゴム、つけなくていいんですか」
「いいよ。対策はしてるし」
膣の入口を俺のち●ぽの先端に上から押しあてながら、全裸になった彼女は笑った。
着やせするタイプのようで、予想以上に大きな胸。
その胸の先端は既に俺の唾液で濡れ、部屋の怪しい明かりを反射して薄く光っていた。
「それよりあなたこそ、本当にわたしが上でいいの?」
「はい。ちょっと憧れてたので」
「騎乗位に?そうか…そういうのが好きな人もいるものね」
「先生はあまり好きじゃなかったりします?」
「ああ、そういう意味じゃないの。わたしは好きだけど、男の人はまた別だからね。ちょっと心配しただけよ」
そして、ぐっと腰を下ろす。
圧迫感が少しだけあったけれど、その後はぐいっと中に入っていった。
はじめての膣の中。しかも、先生の。
ヌメヌメとしたその感触は、俺を一瞬で虜にした。
「どう、気持ちいい?」
「はいっ…たまんないです…」
「出したかったら、いつでも出していいからね」
「はい…でも、まだ持ちますよ…」
「そう?」
先生はそういって、身体をゆすり始めた。
トロトロの膣が、俺のち●ぽ全体をこね回す。
「せ、先生、これ、ヤバいです…」
「そ、そんなにいい?」
「無茶苦茶…いいですっ…」
「そう…わたしも、あなたのち●ちん…気持ちいいよ…」
「ほ、ホントですか…?」
「嘘言うわけないでしょ…硬くて、すごくいい…」
そう言っている間にも先生の動きは激しくなってきた。
俺の上で身体をゆするたびに、髪が乱れ、汗ばんだ肌に張り付く。
その光景に、俺はすっかり圧倒されていた。何もできず、なすがままになっていた。
あまりに気持ちが良すぎる。
まだ持つとは言ったけれど、とても我慢できそうにない。
「せ、先生、すみません…もう、出ますっ…」
「い、いいよっ…遠慮しないで思いっきりきて…っ」
そう先生が返事をしたときには、既に俺は射精していた。
精子が彼女の中に流れ出す。
先生の動きが止まる。
「んっ…来てる…ち●ちん…どっくんどっくんしてる…」
そして、先生はもう一度、股間を俺の身体に擦り付けた。
「…でも、さすがだなあ…」
「な、何が、ですか…」
挿入した姿勢のまま、俺を見下ろして先生は言った。
「全然やわらかくならないのが…。若さってすごいね」
彼女の中で勃起したままなのは、自分でもわかっていた。
どこか身体がおかしくなったんじゃないかと心配になるくらいに、まったく収まらない。
だけど、改めて口にだして言われると、ますます欲求が膨れ上がってきた。
彼女は息は切らせていたけれど、まだ余裕があるようだ。
先生に、もっと乱れて欲しい。
そのためには、なすがままになっているだけじゃ、多分ダメだ。
そう思った。
だから、俺は、このSEXではじめて、腰に力を入れ、思い切り先生を真下から突き上げた。
「あっ!…ああああっ…!」
いきなりでびっくりしたのか、彼女がはじめてブルブルと震えた。
「い、今の…す、すっ…ごい…お、奥まできたあっ…っ!」
その反応を見て、俺には確信が生まれた。彼女は、こういうのが好きなのだ。そういう確信だった。
続けざまに2、3回、既に精子まみれのち●ぽで深く彼女の膣内を貫く。
思った以上に腰を動かすのは大変だったけれど、そんなことはまるで苦にならなかった。
「あ、またっ…あんんっ…ひっ…ああああっ…!こ、これいいっ!も、もっと…してえっ…」
彼女の動きと俺の動きが重なり、ぶつかり合う。
彼女の目が怪しくなってきた。
大きく開いた口から、絶え間なく声が漏れていく。
その表情をみているだけで、俺は何度でもイけそうだった。
「はんっ、あん、ああんっ…い、いくううっ…」
5、6回目くらい突いただろうか。思い切り深く突き込んだ時、今度こそ彼女は絶頂に達した。
「き、きたあっ…ああああああんんんんっ…・・!」
首筋に汗を浮かせ、俺の上で先生の身体が跳ねた。
膣がぐっと、まるで握りしめるように締まる。
それで、俺もたまらなくなった。
二度目だったけれど、精液は十分な量が溜まり溜まっていたらしい。
かなりの量が膣内に噴き出すのが、感覚でわかった。
「な、流れ込んで来てるぅ…あなたの精子…」
「う、うっ…」
彼女の身体の震えに合わせるように、精液を先生の胎内に注入する。
膣が収縮するたび、面白いように精液が排出された。
なかなか止まらなかった。
すっかり精液が止まるまで、俺と先生はベッドの上で身体を重ねたまま、荒い息をついていた。
「…満足…した…?」
ようやく目が元にもどってきた彼女が、聞いてきた。
俺は、どう答えようか迷った。
ホテルに入ってからの少しの間に、俺の理性はすっかり崩壊していたのだ。
男の理性なんてもろい物だと痛感していた。
でも、先生の立場を考えると…
それでも、迷いに迷ったあげく、結局俺は本音を言った。
「…すいません…まだ、満足できないです…」
「…そう…」
「もっともっと、先生としたいです…」
彼女が苦笑した。
やっぱりこうなっちゃったか、とでも思ったのかもしれない。
「わかった。…あなたに限っては、卒業までは面倒見るから。それでいい?」
「はい…」
「でも、ひとつだけ約束して。卒業したら、わたしのことは忘れて、彼女でも作りなさいよ。いつまでもわたしに縛られたままだったら、いい結果にはならないだろうし」
「先生…」
「何?」
「こんなことになっちゃいましたけど…やっぱ先生、いい先生ですよ…」
やってることの無茶苦茶さはともかく、そこだけは間違いないと思った。
俺の言葉を聞いて、先生は照れたように笑った。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
その時の言葉どおりに、S藤先生は卒業まで俺の面倒を見てくれた。
放課後彼女の指導を受けて、ときどきホテルに行って。
俺は特権階級にでもなったかのような気分だったし、彼女も俺に関しては割り切ったのか、ベッドの上では思い切り乱れてくれた。
だから、卒業までの受験勉強は全く苦にならなかった。
結局、俺は当初考えていたよりもかなり上のレベルの大学に進学することになった。
入学したときはまさかこんなことになるとは思っていなかった。
もちろん、いの一番にS藤先生に報告にいったのは言うまでもない。
上京したこともあって、それからは先生にあうことはしばらくなかった。
年賀状は欠かさず送るようにしていたけれど。
先生との約束通り、俺はあの頃のことは忘れて、彼女を作った。
あそこまでしてくれた以上、成長が喜びだといっていた、先生の願いに報いなければと思ったのだ。
幸い、新しい彼女との仲は良好だし、進路も見えてきた。
少しは恩返しになっただろうか、と思っている。
先生はというと、その後結局予備校に転身した。
年賀状でそれを知った俺は、次の春休みに地元に帰ったときに早速その予備校に向かった。
何年かぶりにあう先生は、あのころよりも充実した顔をしていた。
「転職おめでとうございます」
「ありがとう。あなたも元気みたいね」
「おかげさまで。約束通り、彼女も作りましたよ」
「ふふ、守ってくれたんだ。でも、安心したわ」
先生はやはりにこやかに笑った。
「わたしの方もね、順調。思ってた通り、競争激しいけどね」
「やっぱりそうでしたか…でも、先生だったら大丈夫でしょ」
「今のところはね。一応、授業の席、そこそこ埋まってるし」
「凄いじゃないですか」
「だからね。すこしだけだけど、やっていけそうな自信も出てきたの」
そこで彼女は声を潜めて言った。
「…スケベな話も封印してるしね」
「…そりゃそうでしょう…」
「…ふふ。まあ、もう結婚するしね」
「…マジですか!?なんか、おめでたいこと続きですね」
「…うん。充実してる。…あなたとしてた時も、あれはあれで充実してたけどね」
「んあっ!?」
思わぬ言葉に変な声を出した俺を、やはり先生はニコニコと見つめていた。
「でも、大事なのはこれからだから。お互い頑張りましょ」
「そうですね。いろいろお世話になりました」
「こちらこそ。でも、もうそんなこと言う必要ないよ…いい人生、送ろうね」
それを最後に、彼女には会っていない。
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