その日、起きたときから、僕は身体の違和感を感じていました。
どうにも身体がほてるし、頭もグラグラと揺れるようです。
そこまでひどいわけではありませんが、風邪をひいてしまったのは間違いありませんでした。
大事をとって学校に連絡を入れ、休むことにしたんです。
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両親は仕事でしたから、病院代を置いて出かけていきました。
しばらく寝ても調子は戻らなかったので、僕は何も考えずに夕菜先生の小児科に出かけたんです。
外はいい天気で、太陽がさんさんと輝いている、のどかな天気でした。
風邪で気持ちは悪かったですが、学校を休んだとき特有の、一種独特な高揚感が僕を包んでいました。
それに、今から夕菜先生の診察を受けられるんです。
彼女を盗み見るときのドキドキする背徳感は、もう僕にとっては定番の楽しみになっていました。
僕は病人にもかかわらず、小躍りするような気分で病院への道のりを歩いて行ったんです。
さて、小児科の前に着いてみて、僕は愕然としました。
休診日。
夕菜先生にしろ先代にしろ仕事には熱心で、少人数で回している割には週に1日しか休みを設けていませんでした。
だからつい意識していなかったんですが、間の悪いことに、その数少ない休日に当たってしまったんです。
残念に思いましたが、かといって帰る以外にやれることがありません。
すごすごともと来た道を戻り始めたときでした。
「あれ、どうしたの、今日は?」
後ろから、聞き覚えのある声を掛けられました。
振り返ると、私服姿の夕菜先生が、怪訝な顔で立っていました。
そうか、ここ、夕菜先生の自宅でもあるんだよな。そう思いました。買い物にでも行くつもりだったんでしょうか。
もちろん、白衣は来ていません。かなりの回数診てもらっていましたが、病院の外で夕菜先生を見かけたのははじめてでした。
ジーンズ姿の夕菜先生は、院内でみるのよりもずっと活発なイメージでしたが、綺麗なことには変わりありません。
すらっとしたスタイルが白衣姿とはまた違った感じで映えていて、そのギャップに僕は内心胸が高鳴りました。
「風邪ひいちゃって…でも、今日お休みみたいだし。明日治んなかったらまた来ます…」
先生の姿をしっかり記憶しながらも、僕は言いました。休診日なんですから、他に言いようもありません。
ですが、そう言って帰ろうとした僕を、夕菜先生は呼び止めました。
「そう、じゃあ、特別に診てあげようか?」
「え!?でも、おやすみですよね…」
「そうだけど、君はおなじみさんだし、せっかくここまで来てくれたんだしね。でも、今日だけの特別だよ?」
「…じゃあ、お願いしてもいいですか?」
「そんなにかしこまらなくっていいって。じゃ、鍵開けるから、準備ができるまで待合室で待ってて」
この時ばかりは、彼女の心遣いを僕は純粋にありがたく思いました。
ただ、もし僕がもう少し成長していたら、この時彼女の瞳に不穏な光が宿っていたことに気づいたかもしれません。
休日の待合室は人けもなく、普段とはまるで違う場所のように思えました。
見覚えはハッキリあるのに、どこか違う。そんな不思議な気分です。
明かりはついていませんでしたが、窓からあたたかな日差しがさんさんと差し込んできているので、せいぜい少し薄暗いくらいです。
ただ、そのことが建物自体の古さをより引き立たせていて、どこか荘厳ささえ感じる雰囲気でした。
ブーンという音が聞こえ、次第に室内が温かくなってきました。
まだ寒くなるには早い時期でしたが、念のため暖房を入れてくれたようです。
程よい温度と雰囲気が相まって、僕は妙に眠気を覚えました。もともと風邪気味でしたし仕方のないことでしたが、少しコックリコックリした気もします。
「お待たせ、入って」
急に診察室から声が聞こえて、僕はハっと我に返りました。
どれくらい時間がたったのでしょうか。かなり待ったような気もしましたが、時間の感覚が薄れていて、よくわかりませんでした。
いずれにしても、呼ばれた以上はどうでもいいことです。
僕は立ち上がり、いそいそと診察室の中に向かいました。
ただ、診察室に一歩足を踏み入れたとき、僕は戸惑いました。
目に入ってきたのは、夕菜先生が、いつも通り椅子に座って僕が掛けるのを待っている、それだけの光景です。
ただ、違っていたのは、夕菜先生の格好でした。
白衣の前はボタンが一つも掛けられておらず、全開になっています。
その下にかなり薄手のブラウスと、普段は一度も見たことがないミニスカートがのぞいていました。
ミニスカートはびっくりするくらいに短く、ほとんど足の付け根ギリギリまで見えています。
その裾からは、綺麗な足がもったいないくらいにすらっと伸びていました。
もちろんきれいでしたが、普段露出の少ない夕菜先生だけに、僕から見てもものすごい違和感でした。
それ以前に、なぜわざわざこんな服に着替えたんだろう。たかが、僕一人を診るためだけのために。
ですが、その違和感は、心の中に沸き上がってきた興奮によってかき消されました。
僕は思わず食い入るように彼女の姿を見つめていたんです。
こっそり盗み見る程度に済ませる自制心さえ、その時には働きませんでした。
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夕菜先生は、それでも優しく笑って言いました。
「どうしたの?診てあげるから、すわって?」
「は…はい」
なかばつっかえそうになりながら、かろうじて僕は返事をして、出された椅子に座りました。
「口、開けて?」
「は、はひ…」
「んー…あ、喉腫れてるね。」
ですが、喉の腫れはともかく、僕はそれどころではありませんでした。
大口を開けながらも、つい目線が下に行ってしまいます。
夕菜先生が身体を前に屈めています。
体格がいいとは言えない僕でさえ、上から服の中の胸元を見下ろせてしまうくらいに。
ブラウスのサイズが大きめなのか、布地と肌の間にスキマが出来ていました。
その隙間から、チラチラと胸の谷間と、派手な赤い下着が見えていました。
母や同級生のそれとは全然違う、色っぽい下着です。
先生、こんなの着るんだ…。
わずかにみえただけでしたが、そこかしこに施された細かいレース模様までが、僕の視界を占領しました。
股間のムズムズ感が、これまでになかったほど強くなっています。
ただ、それは嬉しかったのですが、同時にますます違和感も強まっていました。
先生、今日はどうしたんだろう。
こんなこと、これまでなかったのに。
はじめて先生の下着を目にした嬉しさの反面、僕は少し不安になり始めていました。
「そんなにひどくはないけど、注意はした方がいいわね。お薬、出しとくよ」
「は、はい」
しょせんはただの風邪、それもかなり軽いものです。診察自体はすぐに終わりました。
ただ、今日は他に患者がいないせいでしょうか。先生は雑談でもするかのように、切り出しました。
「でも、季節の変わり目だからね、注意した方がいいよ」
「そうですね…」
「もしかして、無理して夜更かしとかしちゃったじゃないの?」
「うーん…そこまではしてないと思うんですけど…」
「意外と自分では気づいてないことも多いから。気を付けなきゃ」
笑顔のまま夕菜先生はそういって、すこし椅子を引きました。
距離はできたんですが、その分先生の全身が目に入ってきます。
もちろん、短いスカートから伸びた素足も。
ドクン、ドクンと、血液の流れが普段よりも早くなっているのが感じられました。
そんな僕の内心を知ってか知らずか、先生は普段にもましてくだけた雰囲気でした。
その雰囲気のまま、先生はごく何気ない様子で足を組んだんです。
(…あっ!)
足の動きで短いスカートの裾が持ち上げられ、その奥の暗い部分が、一瞬でしたが目に飛び込んできました。
さっき胸元に見えた下着の裾でしょう、レースで彩られた赤い布地が、ひらりとスカートの中に見えました。
当時は知りませんでしたが、スリップです。
そのさらに奥に、同じ色でそろえられた、やはりレース地のパンティがはっきりと見えました。
気づかれないようにするような余裕はありませんでした。
僕の目は、すっかり夕菜先生の下半身にくぎ付けになってしまったんです。
ただ、仮に気づかれないように注意していたとしても、その後の結果は変わらなかったでしょう。
後で話してくれましたが、それは全部、先生の誘いだったんですから。
「なあに、君。どこ見てるのかな?」
猫なで声というか、からかうような夕菜先生の声が、僕の鼓膜を直撃しました。
カッカとしていた頭の熱と、ムズムズしていた股間の感覚が急速に遠のいていきます。
代わりに、背筋をサーっと冷たいものが落ちていきました。
部屋の温度さえ、少し下がったような気がしたんです。
しまった、と思いました。なにしろ、やましいことだというのは自分でもわかっていましたから。
おこられるだろうか。きらわれるだろうか。
どうしよう、という思いが、みるみる胸に膨らんでいきました。
でも予想に反して、夕菜先生の顔はやはり優しく笑ったままでした。
「怒ってるわけじゃないわよ。だから、心配はいらないわ」
「…」
そう言われても、僕は返事を返せませんでした。
少しは成長したとはいえ、気が小さいのは変わっていないのです。
まして、状況を考えればなおさらでした。
でも、先生は変わらぬ声色で続けました。
「ごめんね、怖がらせちゃったかな。そんなつもりはないから、縮こまらないでよ」
「…」
「ふふ、かわいい。君、そういうところ、前から好みだったんだよね」
「…え?」
「言葉通りよ。わたしね、君みたいな子、好きだよ…わたしの身体、夢中になってみてくれてるところもね」
気が動転しました。
今度こそ、何を言っていいのかわからなくなりました。
大口をあけ、僕はおろおろするばかりでした。
そんな僕を見ながら、先生はもう一度、笑いました。
ニッコリ、と言っていいのでしょうか。ニヤリ、といった方が適切かもしれません。口角を上げたその微笑みは、やはり僕がそれまで見たことのないものでした。
うまく言えませんが、その時、部屋の空気感がはっきりと変わった気がしました。
「…わたしの身体、もっと見たいの?」
「あ…あ…」
やはり言葉が上手く出てきませんでしたが、僕が観念したのを見て取ったのでしょう。
夕菜先生は、そのままの姿勢で床を蹴って、さらに少し椅子を後退させました。
そして、組んでいた足をほどきました。
もう一度、チラリと下着が目に入りましたが、それはもう問題ではありませんでした。
夕菜先生は、そのまま足をゆっくりと開いていったからです。
「どう?君が一番見たかったの、コレじゃないの?」
「あ…!」
スカートの奥にやはりスリップとパンティが見えています。
白衣のまま、挑発的にほほ笑む夕菜先生。
それだけでも目まいのするような光景でしたが、改めてハッキリと見せられて、僕は目を白黒させるばかりでした。
パンティには、股間の真ん中に大きな穴が開いていました。
もちろん、使い古して破れてしまったとか、そういうものではありません。穴の周りはやはりレースで飾られており、わざと作られた穴なのはどう見ても明らかでした。
その穴から、ぷっくりとした唇のようなものが、縦に走っているのが見えました。
夕菜先生の女性器。ずっと憧れていた夕菜先生のアソコが、まるで存在を見せびらかすかのようにヒクヒクと蠢いていたんです。
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