あれだけ凝視していた以上、いくら彼女がフラフラとはいえ視線は感じたでしょう。
もしかしたら、俺の雰囲気の変化も感じ取ったかもしれない。
もしそこまで読まれているのなら、言い訳もクソもありません。
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「ああ、悪いけど、気になるな」
俺はだから、ごまかさずに返事をしました。
「そう…やっぱり…ほんとにお尻好きなんだね」
「正確には肛門の方だけどな」
「…ふふ…あたしには…その辺の趣味、やっぱりよくわかんないよ…」
俺自身、そのあたりはよくわかっていませんでした。
尻も好きでしたが、それ以上にアヌスが好きですし、挿入したい。
けれど、そのあたりの細かい違いを説明しろと言われたって無理です。
好きだ、やりたいとしか言えないですし。
「…今日さ…付き合ってくれて、ありがとね…」
「いや、いいよ。俺も楽しかったし」
「…ううん…心配かけちゃったし…」
「だからいいって」
「だからね…よかったら…」
「?」
「していいよ…お尻」
「!?」
さっきから動転することばかりでしたが、このときの驚きはそれまでのものとは比較になりませんでした。俺はその時点で、友達である真澄に性欲を覚えてしまっている自分に戸惑っていたんです。
ですが真澄のその一言は、そんな戸惑いさえ吹き飛ばすほどの衝撃でした。
膨らんでいた股間が、さらにムクムクと硬度を上げていきます。
それでも、かろうじてぎりぎりのところで俺は理性を保ちました。
「んなこと気にしないで、さっさと寝ろって」
今はそういう時じゃないと思ったんです。
かなり、その一言を口にするのは努力が必要でしたが。
「そう…じゃ…お言葉に甘えるね…」
ほどなく、彼女はそのままの格好で、すうすうと寝息を立て始めました。その身体に、そばにあった毛布を掛けてやり、俺は風呂場に彼女のゲロの後始末に向かいました。
それほど手をかけることもなく掃除は終わり、俺はリビングに戻って、ウーロン茶の残りを飲み干しました。
頭の中では、まださっき見た真澄の白い尻がハッキリと残ったままでした。
中途半端でしたが、ち●こも勃起したままです。
それでも、よく耐えきったと自分を褒めていると、だんだん股間の膨らみはなくなっていきました。
まあ、あんなものを直に見たら、こうなって当然だよな。
そう思って一息ついたところで、急激に眠気が襲ってきました。動転しっぱなしだったので忘れていましたが、一週間の仕事疲れの上に酒が入って相当バテていたんです。すさまじいだるさが、見る間に全身に広がっていきます。
…ホットカーペットだし、このままでも風邪は引かないよな。
座布団を毛布がわりに体の上に乗せて俺は横たわりました。
その途端に、意識が遠のいていきました。
どれくらい寝ていたんでしょうか。
目を覚ますと、俺の身体にはいつの間にか毛布が掛けられていました。
台所の方からは、しゅうしゅうという音という音が聞こえてきます。聞きなれた、炊飯器の音。ご飯を炊いているようでした。
「あれ、起きた?」
もぞもぞと起き上がる俺の気配を察したんでしょう。リビングのドアの向こうから、真澄の声がしました。
「ああ…おはよう。体調、大丈夫か?」
「うん。もうすっかり。昨夜はごめんね」
「いや、いいよ。それより…」
「ご飯作ってるの。今日、時間あるでしょ?」
「ああ、よくわかってるな」
飲みの翌日には予定を入れないのは俺の定番でした。動けるかわからないからなんですが、それを知っているというのは付き合いの長さゆえです。
「よかった。じゃあ、食べていってよ」
「こちらこそ楽しみだよ。ありがとな」
真澄は意外と家庭的な女の子です。特に料理の腕は学生の頃から鉄板で、みんなに振る舞うことも少なくありませんでした。
こんな子がなぁ…なんでうまくいかないんだろうな。
しみじみと思いながらボケた頭を整えていると、リビングのドアが開いたんです。
「それでさ。おかずはすぐできるから、時間あるなら付き合わない?」
「…」
とっさには言葉が出てきませんでした。
目の前に、エプロン姿の真澄が立っています。それだけなら、特に変わり映えもしない、普通の日常風景です。
問題なのは、彼女のエプロンの下でした。
昨夜、眠りについたときの格好。面倒くさいと言って、下半身はむき出しのまま寝てしまった、あの格好のままだったんです。
あっけに取られて、俺はその様子を見ていました。
昨日はなんとか抑えた股間でしたが、今度はもう抑えようがありませんでした。
完全に、勃起してしまっています。
「驚いた?」
「ああ…何の・・・つもり?」
昨日と違って、今度は俺の方が言葉がとぎれとぎれでした。
「昨夜、言ったじゃない」
「…」
「お尻、したくないの?」
潔いくらいに、すっきりと彼女は言いました。
「いや…したくないわけはないけど…」
「あたしじゃ、嫌?」
「嫌じゃない。けど、なんていうか…んなことしていいのかなって気はする」
「友達だから?」
「多分な」
少し沈黙がありました。
「あたしは、別に構わないんだけどな。あんたなら」
「?」
「…そんな風に迷ってくれる人だから。…どっちかっていうと、今はあたしの方がお願いしたいくらいかな」
「え…?なんだそれ」
「あたしもね、今、よくわかんないの」
「え?」
「何なんだろうな。寂しいのは確かかな。なんか…無性に誰かと抱き合っていたくて。そう思ったらね。…あんた、いいなって」
「…」
「彼氏ね、アナルセックス、好きだったんだ」
「…はあ?」
「びっくりしちゃったの。こんなところに、あんたの同類がいたって」
「まあ…びっくりするわな、そりゃ…お前、したことなかったんだろ?」
「当然でしょ。かなり二人で練習もして…なんか、笑っちゃうよね。想像すると」
「…まあ、な」
「バカみたいじゃない?毎日毎日少しずつ指突っ込んでみたりしてさ…もう、慣れちゃったけどね」
「…」
「普通にもう、お尻で感じるの。変わっちゃうもんだよね」
「そっか…」
「だからね…気にしないでお尻、入れちゃっていいよ」
「…」
「別に付き合ってってわけじゃないから…一生懸命、練習したんだから……あんたには…ピッタリでしょ…」
「…」
「頑張ったのに、…頑張ったのにさあ………なんなのよ、これ…」
意外と表情には変化はありませんでしたが、それが余計に凄惨な雰囲気を際立たせていました。普段通りの顔つきのまま涙を流す真澄の姿は、電話の向こうで号泣されるどころではない、悲惨な印象だったんです。
声が激しく震え始めたところで、俺は見ていられなくなって、真澄の手を取りました。
できるだけ冗談めかして、少し前まで頻繁に交わしたエロ話のような調子で声を掛けます。
やることはどうであれ、真澄との関係をこんな湿っぽいものにしたくなかったんです。俺ららしくない。
「…俺からお願いするよ。こんな機会ないからな。たのむよ、先輩?」
「え?」
「俺、アナルは童貞だからな。しっかり指導してくださいよ?」
「…うん。…あのさ、食欲なくなっちゃうかもしれないけど…」
「多分、俺に限ってそれはない」
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もっとも、指導されるようなことはほとんどありませんでした。
真澄本人がいうように彼女のアヌスはもうすっかり訓練されたものになっていましたし、ご丁寧にも彼女は俺が起きる前から準備を整えていたからです。
「お尻の中はもう洗ってるから。自分でもほぐしといたから、入りやすいとは思うよ」
「すげえな…準備万端じゃないか」
「そりゃね…」
ベッドの上で四つん這いになり、俺に尻を突き出します。目の前に、真澄の尻。
その形だけでも卒倒ものでしたが、丸見えのアヌスはそれ以上でした。
訓練していると言いましたが、真澄の肛門は見た目にはあまり違和感はありませんでした。形が崩れているわけでもなく、綺麗なものです。
多少色が赤黒くなっている気もしましたが、柔らかなお尻の肉の割れ目の奥できゅっとすぼまったアヌスは俺にはどうしようもなく可愛らしく思えました。
真澄はああいったものの、心配は心配でしたから指にゴムをつけて軽くいじってみたんですが、その必要もなさそうでした。
俺の指程度なら、難なく入ってしまいます。
形だけでも雰囲気を変えてよかったと思いました。そうでないと、気まずすぎてそれどころじゃなかったでしょうから。
せっかく目の前に、今まで憧れ続けていたアヌスがあるんです。それも、長年の友人のが。
気を散らしているわけにはいきませんでした。
「じゃ、入れるわ」
「うん…わかってると思うけど、やさしくね」
「ああ、話だけは知ってる。やさしく、だな」
改めてゴムを付け直し、真澄が用意してくれていたアナルセックスにピッタリだというローションを塗りました。
そんなものがあるんだと驚きましたが、それも彼氏とのために買ったものだろうというのが少し心にチクリとした感じでした。
「んっ…」
はじめての肛門への挿入は、角度や体の位置的に少し違和感がありましたが、入れること自体はさほど苦労しませんでした。
真澄の訓練のたまものでしょうか。
猛烈に大きくなっている俺のち●こが、ズブズブと真澄の肛門の中に沈み込んでいきます。相当恐る恐るだったにも関わらずです。
まさか真澄の肛門にな…
俺は感慨にふけりそうになりましたが、ある程度入ったところでそんな余裕はなくなりました。
「ち…ちん●ん入ってきたあ…」
「こ、これ…す、すげえ…」
「ど…どう…憧れの、お尻の穴だよ…」
最初ははじめてのアナルということや相手のことで頭がいっぱいでしたが、いざ神経が股間に集中してしまうと、俺はそれどころではなくなってしまったんです。
「く…あ…うん、それくらい…優しく動かして…」
「…これ、そうするしか…ねえだろ」
考えてみれば当たり前なんですが、訓練しているとはいえ肛門の締め付けの強さは猛烈なものでした。
中はま●こよりもむしろゆるい感触で、うまくいえないですがまったりとした感じさえあるんですが、その代わり入り口の締め付けが尋常ではありません。
激しく動かすなんて、仮にせがまれたとしたって無理でした。一瞬で射精してしまうことは間違いありません。
俺は気持ちよさに危うく震えそうになりながらも、慎重に腰を動かしました。
「あひ…くう…ぅひっ…」
それでも、真澄にとっては肛門にめり込んだ俺のち●こは、十分に快感を誘ったようです。
ま●こでのセックスとは違った感じの喘ぎ声。これまでの付き合いが付き合いなだけに、余計に卑猥でした。
「気持ち…いいか…?」
「うん…あくっ…ち●ちん…いい…感じ…だよ…く…か…!」
後ろからだったのでよく見えませんでしたが、真澄はよだれを垂らしているようでした。
真澄の顔の下のあたりのベッドに、濡れたシミが広がっていたからです。
手をこっそりと伸ばしてま●子にも触れてみると、もうドロドロでした。
女友達が自分のち●こでそうなっているということが、俺をそそり立たせました。
「んひっ!?む、ムクムクしてきたあ…」
肛門の中でもわかるものなのでしょうか。真澄は、俺の膨張に敏感に反応しました。
「つ、突いていいよ…忘れさせてよぉ…」
「そ、そんなこと言ったって…これ、イっちまうわ…」
「イっちゃっていいからぁ…かぁうぅぅ…はあっ…はあ…!」
さほど動いているわけでもないのに、真澄の背筋にはもう汗が粒が大量ににじみ出ていました。
俺が前後に動くたびに、それが背中の白い肌を伝い、流れ落ちていきます。
もっとも、俺ももう汗ダラダラでした。緊張と興奮が、身体の調整機能を奪ってしまったかのようでした。
「はあ…ハァ…っ…くひぃ…イ…いい…いい…っ!」
大して時間もたっていなかったはずですが、真澄の声はどんどん大きくなり、高ぶったものになっていきました。
四つん這いの腕が、ガクガクしています。
そんなあられもない友人の様子のせいでしょうか、射精感がいつにないほどに、急激に沸き上がってきました。
「くっ!?…で、出るっ…」
「はぁ…く……ひ…いい…よ…出して…」
どくん。
ち●こをもう一度根元まで押し込んだところで、限界がきました。
猛烈に締め付けられた狭い尿道を精子がかいくぐり、ゴム越しとはいえ、真澄の肛門の中に飛び出していきました。
「ぴ、ぴくんぴくんしてるぅ…く…………………………!」
それまで以上にきゅっと締まった肛門が、根元から俺の精子を絞りとっていきました。
余韻が強すぎて、しばらくそのまま、俺は動くことさえできませんでした。
ようやく一息ついて抜いたときには、くぽんっ、と軽い音がしました。
「あふっ…………………ど…どうだった…はじめてのお尻は」
身体を離して振り向いた真澄の顔は、予想通りよだれでべっとりと濡れていました。
「はぁ…はぁ…あ…ああ…スゴ…かった…」
それ以上の言葉は浮かんできませんでした。
「よかったねえ…念願かなって…………………かなって…」
そう言った真澄の顔がみるみる涙でぐしゃぐしゃになっていきました。
俺はベッドの上で真澄に向かい合いながら、何も言えませんでした。
彼女の混乱した気持ちは、察するまでもなかったからです。
そのあと、落ち着いてから彼女の手料理を食べて、俺は彼女の部屋を辞したんです。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
真澄と肉体関係を持ったのは、この時だけです。
その後いまだに二人とも独り身のままですが、また元の通りの悪友に戻りました。
彼女の肛門には未練はありますが、正直良かったと思います。中途半端に色恋っぽくなってしまっていたら、逆に俺らはうまくいかなくなっていた気がしますし。
「あの時ほんとに気持ちよさそうだったし…あれだけお尻好きなら、ちゃんと相手、探した方がいいんじゃない?」
「わかってるんだけどねえ…」
真澄とは、やっぱりこういうノリの方が居心地がいいです。
「見つからなかったら、またする?」
「…そうならないことを祈ってるよ。それに、ちゃんと探した方がいいのはお前も同じだろ」
「…痛いところつくなあ」
本音です。いくらアヌスが気持ちよかろうと、あの時のような真澄をもう一度見たいとはとても思えません。
彼女にしても、あんな体験をもう一度したいとは思わないでしょう。
多分、俺と真澄は、もう二度とあの時のような関係になることはないだろうと思います。
そうであることを、俺は願っています。
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